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2004年11月1日の市町村合併に伴い、更新は終了しました。

町の偉人

■ 松尾芭蕉

月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。

世界的にも名高い俳聖・松尾芭蕉は、1644年に伊賀町柘植に生まれました。蕉風をひらき、「奥の細道」などの紀行文が有名です。

伊賀町では芭蕉の命日である毎年11月12日に、松尾家の菩提寺である万寿寺で「しぐれ忌」が催されます。

芭蕉は上野市赤坂で生まれたという説もあります。実は、芭蕉が生まれたころに松尾家が伊賀町から上野市へ引っ越しをしていて、芭蕉が生まれたのが引越前であれば伊賀町が、引越後であれば上野市が、芭蕉の生誕地ということになります。


▲芭蕉座像

▲芭蕉句碑

■ 横光利一
文豪・横光利一は、1898年福島県生まれ。菊池寛に師事し、川端康成と並ぶ新感覚派の小説家です。代表作品には、「日輪」、「上海」、「機械」などがあります。

利一は幼年時代、母親の実家のあった伊賀町柘植で過ごし、友人に宛てた手紙でも、「やはり故郷と云えば柘植より頭に浮かんで来ません」と記しています。

柘植公民館横の丘に文学碑があり、「蟻臺上に餓えて月高し」の句が刻まれています。


▲文学碑

▲横光利一

■ 橋本策

橋本策(はかる)は、1881年に伊賀町御代に生まれ、甲状腺の病気「ハシモト病」を発見した、世界的な医学博士です。


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