畿央高原に首都機能移転を実現する会
1999年10月11日 マイドームおおさか
主催:畿央高原に国会等移転を推進する議員連盟
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録音テープより
■ 自民党代表 谷垣禎一議員 ■ 公明党代表 冬柴鐵三議員 ■ 民主党代表 中野寛成議員 ■ 自由党代表 中井 洽議員 ■ 経過報告 川崎二郎議員 ■ 京都府 荒巻知事 ■ 奈良県 柿本知事 ■ 三重県 北川知事 ■ 滋賀県 國松知事
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平成11年10月11日、大阪市のマイドームおおさかで、畿央高原に国会等移転を推進する議員連盟主催の、「畿央高原(三重・滋賀・京都・奈良)に首都機能移転を実現する会」が開かれた。
国会議員17人を含む約1300人が参加し、自民党、公明党、民主党、自由党の代表、京都府、奈良県、三重県、滋賀県の関係4府県知事、大阪府知事、大阪商工会議所会頭、関西経済連合会、連合大阪会長らが意見を発表した。
最後に、畿央高原への首都機能移転の実現に向けて積極的に活動していくことを決議した。
司会・田野瀬良太郎議員
自民党代表・谷垣禎一議員
公明党代表・冬柴鐵三議員
民主党代表・中野寛成議員
自由党代表・中井洽議員
経過報告・川崎二郎議員
国土庁・村上審議官
京都府・荒巻知事
奈良県・柿本知事
三重県・北川知事
滋賀県・國松知事
大阪府・横山知事
大阪商工会議所・田代会頭
関経連・橋本国際交流委員長
連合大阪・前川会長
滋賀県議会・滝議長
決議朗読・岩永峯一議員
閉会宣言・松浪健四郎議員
決議
国会等移転に関する法律に基づき、現在、国会等移転審議会では、新政治首都とも云うべき首都機能の移転先の選定が進められており、既に候補地は3地域10ヶ所に絞られている。そして今11月には内閣総理大臣に、最終的な候補地を答申する。首都機能移転先の条件として国会等移転調査会は9条件をあげたが、その第一は、「国内のより多くの地域から容易に来訪できる場所であること」であり、この観点からすれば、47都道府県を東西に二分する近辺に求められるべきであると考える。
そこで我々は三重、滋賀、京都及び奈良の四府県の県境にまたがる畿央高原を以下の理由により最終候補地として提案する。
- この地域は、東西日本の中間にあるのみならず、日本海と太平洋からもほぼ等しい距離にあり地方主権の時代にふさわしい。また、大和、伊勢、京都、近江などの日本の歴史と文化を象徴する地に囲まれている。
- 関西学研都市や京都御所・和風迎賓館、鈴鹿山麓研究学園都市、国会図書館関西館などをそのまま活用できるなど、関西と中部の国際交流、学術文化、経済活動をはじめとする先進機能が活用可能であり、新たな投資を大幅に節約できる財政的な合理性が高い。
- 関西空港と中部国際空港という世界的なハブ空港やびわこ空港を活用することができ、鉄道についても中央リニア新幹線の予定路線に位置しており、東海道新幹線からも容易に引込線を敷設可能である。また、第二名神高速道路といわゆる新太平洋国土軸に挟まれた優れた交通網をもつ地域である。
- 都市建設にむいた取得可能な土地も多く、気候温暖で自然環境豊かな災害の少ない丘陵地帯であり、淀川と木曽川の両水系にまたがり水資源を確保することが可能である。
そこで、首都機能をこの畿央高原の地に誘致する思いを同じくする議員連盟全有志ならびに本会の後援者および出席者の総意をもって、21世紀の日本の発展の為、ここに畿央高原を理想の地として首都機能移転を国会及び政府に要望するとともに、その実現に向けて積極的に活動を進めていくことを決議する。
平成11年10月11日
畿央高原(三重・滋賀・京都・奈良)に首都機能移転を実現する会
社団法人日本青年会議所近畿地区協議会棚橋会長の音頭でがんばろうコール