われ想うに

首都機能移転の選択肢と長い旅路

by TECNOさん

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 地方分権が徐々に進む中での伊賀(畿央地域)に対する思い入れを伊賀地方に発展あれ に託し、最終決定を今年の秋に待つ首都機能移転に関し、それだけの問題では無いのではと言う立場からすれば国民を守り、スリムな首都を!と言う国民の生命を優先した本来の姿が前提ではないか?また今、論議されている内にはこの国民の生命や生活を守ると言う言葉が織り込まれていないのではないか?そこで本ホ−ムペ−ジにて考えようではありませんか?又、TOXSOFTさんの伊賀は首都機能の移転先に最適なぜ畿央でなければならないのかは郷土愛を超え、純粋に21世紀の日本の将来を見据えての提言であり 首都特別行政区の姿 は国土庁の夢プランへ投稿された未来の畿央地域の姿です。ちょっとここで2020年を想定した未来の首都物語首都まほろば 2020年の社会 思い入れ一句にて少し頭を柔らかくし、国家100年の大計と位置付けされる首都機能移転の意義と効果 を考え様ではありませんか。

今の日本で不況と言う名目でややもすると、この首都機能移転問題は陰干しされかねません。そんな中でも21世紀に向かって世界は確実にそして急速的に枠組を変えようとしています。つまりグロ−バル化とボ−ダレス化がその担い手になり、これを視野に入れたグル−プ(例えば国同志の連携など)の結束が予想されます。これに対し20世紀型の日本の体質で、癒着、横領等などを引きずったシステムで、21世紀に於いての日本の行く末が心配されるところです。又、自然災害(大地震、津波など)は容赦無く突然襲ってきます。(人的災害も視野に入れる)先手をとるか?後手をとるかで、これらは日本の一大事となるのは目に見えています。今、不況の解決にこれだけの時間と労力を費やしながらもまだ復活は出来ていません。バブル崩壊から10年以上たった今でもですよ。そう考えると先の日本の一大事には当然日本中枢や経済のダメ−ジだけでもその復活は相当の時間やお金や労力が必要になってくると思われます。いやそれ以上に日本人の精神的な立ち直りに要する時間は未知数なるものがあります。その間、日本の発展は当然望めません。これに対し世界は右肩上がりと言っても良いぐらいの無駄を省いた効率的な運営がなされる事でしょう。この差は、多分取り返しがつかない事態になりかねません。(21世紀の日本への失望感)そうならない為にも首都機能移転は確実に実行し先手の運営をする必要があります。人に言わせれば何処に国会を移転しようが癒着や横領等は無くならない...とまで言い切る方が居られますが、東京の様に政治や経済が同居していて、ましてや異常な程の人口集中となれば、当然ドサクサに紛れて悪さする者も出てくるでしょう。これらの異常な組み合わせが原因となっている...と考えればこれらを解決する答えはしごく簡単です。

先手を取って

1.首都機能移転先は拡散性の無い地域とする。

地形が盆地型である畿央地域あたりがこれを許容しているかに思われますが。つまり首都機能の移転に伴い異常な程の人や企業が集中できないことが大前提と思いますので。 (これを許容出来る所ならばどこでも良い)

2.人口の分散化を早急に実施する。

災害リスクへの対応と東京の異常なる人口密集の打開を目的とする。これらを早急に実施する事で心配される一大事に対応出来るものと、固く信じていますし これが先手を目指す国の運営だと思います。

よもや先の一大事が現実としてあってからの対応を想定している訳では無いでしょうに!この後手の政策(国の運営)だけは勘弁してほしいものですね。

いまこそ日本の将来が、国民の生命がかかった正念場だと言えます。 


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