21世紀の日本のビジョンと新首都像
2002年03月09日 キャンパスプラザ京都
主催:日本計画行政学会関西支部・新首都構想研究会
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平成14年3月9日、京都市のキャンパスプラザ京都で、国際フォーラム「21世紀の日本と新首都像」が、日本計画行政学会関西支部・新首都構想研究会の主催で行われた。
主催者あいさつの後、問題提起として、大久保昌一大阪大学名誉教授の「21世紀の新しい文明と都市」と題した講演が行われた。
引き続いて、国土交通省の移転先新都市の国際政治都市としてのあり方に関する研究会の委員でもある、モンテ・カセム立命館大学政策学部教授の「アジア太平洋における政治文化首都の役割」と題した講演が行われた。
大久保名誉教授
モンテ・カセム教授続いて、関西地域の主要大学の政策研究会の意見発表が、仲上健一立命館アジア太平洋大学教授の司会で行われた。
発表を行った学生は、立命館大学大学院政策科学研究科の春山貴子氏、同志社大学大学院総合政策科学研究科の伊藤慎弐氏、関西学院大学総合政策学部総合政策学科の永田修一氏。
学生の意見発表の後、大阪大学名誉教授の大久保昌一氏、立命館大学政策学部教授のモンテ・カセム氏、自治・分権ジャーナリストの会の石川一郎氏、関西学院大学教授の加藤晃規氏、京都大学大学院助教授の牛野正氏、同志社大学大学院教授の新川達郎氏による討論が行われた。
討論では、新首都はアジア太平洋時代におけるアジアの首都としての役割も求められ、その役割を果たすことが出来るのは畿央地域であるとの意見で一致した。