三重・畿央地域首都機能移転推進総決起大会
2002年05月10日 大阪国際交流センター
主催:三重畿央新都推進協議会
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録音テープより
■ 三重県知事 北川正恭氏のあいさつ ■ 近畿開発促進協議会会長 太田房江氏のあいさつ
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平成14年5月10日、大阪市の国際交流センター大ホールで、「『三重・畿央地域』首都機能移転推進総決起大会」が開かれ、約1000人が参加した。
最初に、京都大学総合人間学部教授の中西輝政氏による「首都機能移転は文明史的スケールで選択すべき」と題した講演が行われ、日本の歴史をさかのぼって、三重・畿央地域への首都機能移転の必要性を訴えた。
中西輝政教授講演の後、総決起大会が開かれ、主催者として、三重県知事の北川正恭氏、近畿開発促進協議会会長で大阪府知事の太田房江氏、近畿商工会議所連合会会長の田代和氏があいさつした。続いて、来賓の、中山正暉衆議院議員、高橋千秋参議院議員、田野瀬良太郎衆議院議員があいさつした。そして4府県議会を代表して奈良県議会の小林議長、地元市町村を代表して南山城村の南山村長、経済界を代表して滋賀県商工会議所連合会の高橋会長が決意表明を行った。最後に、関西広域連携協議会の新宮代表理事により、大会決議が読み上げられ、採択された。
北川三重県知事
太田大阪府知事
田代近畿商工会議所連合会会長
中山正暉衆議院議員
高橋千秋参議院議員
田野瀬良太郎衆議院議員
4府県議会の代表
地元市町村の代表
4府県経済界の代表
新宮関西広域連携協議会代表理事決議
首都機能移転は、大きな変革の時代において、地方分権、行財政改革、規制緩和など国政全般の改革を推進し、新しい社会システムへの転換を図り、世界に通用する日本を築いていく契機として、極めて大きな役割を果たす歴史的な国家プロジェクトであり、現在、国において進められている「聖域なき構造改革」の最たるものです。
今、まさに首都機能移転は、検討の時期から実現の時期に来ています。
『三重・畿央地域』は、国土の中央に位置し、答申において他の候補地にない特徴を有していると評価されたように、古い歴史を有し、京都、奈良、大阪等の諸機能や文化の集積、さらには、国立国会図書館関西館、京都迎賓館等の効果的活用や関西文化学術研究都市などとの連携が見込める地域でもあり、わが国の国会等の移転先として最もふさわしい地域です。
『三重・畿央地域』への首都機能移転は、国土構造を多極化し、国土の均衡ある発展を可能にするだけでなく、21世紀に日本がさらなる飛躍を果たすうえでも大きな意義を有するものです。
よって、われわれ三重・畿央地域は、国会及び政府の責任において首都機能移転の実現に向け、直ちに移転先を決定され、その移転先については、「三重・畿央地域」とされるよう強く要望します。
平成14年5月10日
「三重・畿央地域」首都機能移転推進総決起大会